運送業を開業しようとする際には、運送業者の
代表者等が関係法令に関する法令試験に合格しなければ
許可が下りません。
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実施時期
運送業の許可申請後に随時申請者に対して通知されます。
毎月中旬ごろに開催される場所が多い印象です。
実施場所
申請地(営業所)の管轄運輸局にて実施されます。
試験対象者
法人と、個人事業主とで違いますのでご注意ください。
法人:登記されている常勤の役員
個人事業主:個人事業主本人
出題内容
メモ
① 道路運送法
② 道路運送法施行令
③ 道路運送法施行規則
④ 旅客自動車運送事業運輸規則
⑤ 旅客自動車運送事業等報告規則
⑥ 自動車事故報告規則
⑦ その他一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令等
すごく多い範囲からの出題になりますが、
試験時間は、45分、
問題数は30問で、設問方式は○×方式です。
しかし内容にあっては各管轄運輸局によって多少違いますので、
あくまで参考としてください。
合否について
合格基準は、正答率80%です。
つまり、30問中24問の正解で合格ということです。
合否の結果は当日中にわかります。
合格の場合は、そのまま許可申請が継続していきますが
不合格の場合は、中断してしまい次回の再試験となってしまします。
不合格の場合の再試験
「1回まで」「何度でも」といったように
1度の申請に対して回数制限が設けられている
管轄もありますので慎重になることと、
1か月、1か月と許可が先伸ばしになってしましますので
事業開始にかなりの時間的ロスにもなってしまいます。
まとめ
法令試験は、言葉のとおり運送業の法律に関する内容の試験です。
合格基準も80%と容易ではありません。
事前学習などで対策を怠れば不合格になってしまいます。
再試験の場合も、翌月になってしまいますので
許可の先延ばしになってしまい、事業開始もその分遅れてしまします。
事業開始にに向けて、しっかりと対策を考える必要があります。