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救急車との違いは?
救急車は、各市町村などの消防署の
救急隊が患者さんの元へ駆けつける
サービスです。
一方、患者等搬送事業とは、
民間救急車とも呼ばれ
その名もとおり、民間事業者
が救急隊に似たサービスをすることです。
高齢社会の進展に伴い、
前者の自治体における救急サービス
もひっ迫している現状から両社が
ともに共存していく必要があります。
制度ができた背景とは
「救急車の適正利用」という言葉は
ご存知ですか?
昨今、救急要請の多くは軽症患者さん
だと言われており、
多くの軽症患者さんは、早急に医療
を必要としない症状であったり、
中にはタクシー代わりで利用
される方が多い状況とのことです。
そのような状況では、本当に
救急車が必要な方へ救急車が
向かえません。
これは、昨今の救急車を取り巻く
大きな課題であるとも言われています。
患者搬送事業の役目
そこで、患者等搬送事業者が大きな手助け
になると感じます。
世の中には、高齢者はもちろんですが、
多くの身体障害をお持ちの方が存在します。
そして、そのような方の中には、
一人で外出といったこともなかなか
できない方もみえます。
このような方達も、生活のために
買い物や、通院が必要です。
タクシーであれば、車椅子の状態だと、
なかなか利用できなかったり
ベッドのまま移動できない場合や、
少し、調子が悪く、救急車を呼ぶか
迷う状況の中で、応急処置もできる
車は、というとなかなか無いわけです。
このような場合に患者等搬送事業者さん
が大きな存在になるわけです。
患者等搬送事業のすべきこと
実際、高齢者や身体障害をお持ちのかた
で、移動をすることへの不安となる
ものは、移動の途中で何かあったら
どうしよう。
という点です。
患者等搬送事業者は、消防署で
応急処置の講習を受講しています。
車両にも、もちろん救急資機材
が常備しており、外部への連絡体制
もしっかりと構築しております。
民間救急車と呼ばれるように
まさに救急車のような作りにも
なっています。
いわば、救急車とタクシーの
ハイブリッドだとも言えます。
まとめ
患者等搬送事業とは、昨今の高齢化社会は
もちろん、自身で容易に動くことが
困難な移動手段とも言えます。
また、移動手段のみのタクシーのような
利用方法だけではなく、講習を受講した
乗員が万が一の際に処置も可能です。
救急車と、タクシーの中間の役割を
果たす、今後の社会にとっても
必要不可欠なサービスです。
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